ネットで偶然見つけたkogoro氏のサイト。
彼が作り始めた実物大スコープドッグの途中経過を見る度に、
完成したらいつか見に行こう、と決めていた。
そして、ようやくその時を迎えた。
「Nurseglove」
では感想だが・・・。
とにかく見ろ!
いや、こればかりは実際に感じろとしか言い様がない。
なまじ塗装していない分、単なる作り物の域を超えた
「鉄のオブジェ」
として成立する事に成功している。
おそらく「鉄」という素材の魅力なのだろう。
自然界の力のみでは成立し得ない力強さが、ヒシヒシと伝わって来る。
しかもそれは、芸術でもなければ工業製品でも無い。
アニメのロボットなのだ。
感謝したい。
この感動を与えてくれた倉田光吾郎氏と、今の時代に。
だが、展示会して問題が無かったのかと言うと、必ずしもそうでは無い。
スコープドッグの他に倉田氏の作品が展示されていたが、
ただポンと置いてあるだけ。せめてタイトルくらいは表示して欲しい。
展示会のスタッフは素人ボランティアのみとの事だが、
倉田氏には個展の経験があるのだから、
それを差し引いてもお粗末だったと思う。
他の作品も魅力あるものが多いだけに、勿体無い気がする。
余談だが、スタッフの殆どが男性という展示会(個展)は珍しく、
ある意味新鮮だった。
ただ、女子高生のお客を見つけて騒いでいたのは(以下略)。
それと順路の誘導の仕方が悪かった為、
列から離れた人や割り込みが多々見られた。
また、展示会のチラシかパンフレットも欲しいところだ。
おそらく「タタキツクルコト」の会場販売に併せての対応だと思うのだが。
ちなみに会場で販売されていた「タタキツクルコト」は
その場で購入しました。写真の為です。ええ。
当初ポスターやシオリが着く予定だったのだが、
早々と反故にされてしまった為、私が購入した時は何も無し(怒)。
ちなみに本自体も会場販売分は売り切れたとの事。
展示会自体について、キツイ事ばかり書いてしまったので(笑)
良かった事も書いておく。
>また、、、入場料について、、
>今回は、何度か来たい人もいらっしゃるでしょうし、
>お子様にも”ツクルコト”を見てもらいたいし
>(でも、危ないから保護者は必須ね)、
>なによりブログ、サイトを応援してくれた人に気軽に来てもらいたい。
>そんなこんなで、無料でいきます。
その心意気良し!
500円くらい入場料とってもよかっただろうに。
まあ、サンライズの版権があるので難しかったのかもしれないが。
その代わりと言っては何ですが、
記念品のボルトを買わせていただきました。入場料代わりという事で。
時間にして10分弱の体験だったが、色々あって腐っていた心が癒された。
映画と鍛造。
ジャンルは全く異なるが、作り手として何かを感じずには
いられなかった。
自分も頑張ろう。
最後に余談ですが、私の考えた
スコープドッグを中心にして、援竜とLANDWALKERが揃い踏みっていう
巨大ロボットを一同に集めた展示会企画(煩悩含む)。
誰か実現してくれないですかねえ。相談には乗りますので(笑)。